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【第2回バトスタデー】今回のテーマは…アートだ!

7月某日。

東京都中野区にある株式会社NOMALのオフィスにて、第二回バトスタデーに向けてのミーティングが行われていました。

 

今回のテーマは「LIFE IS ART」ということで、野球とアートのコラボイベントになります。

 

株式会社NOMALは堺シュライクスのオーナーである松本が代表を務める会社ですが、「WASABI」というアート事業を展開しております。

そのWASABIの運営責任者が、平山です。

 

野球を知らない女性が漫画「バトルスタディーズ」を読んでみたという記事に登場しているので、知っているファンの方々もいるかと思います。

 

当日開催される「ミニアートフェスティバル」では、球場内でアーティストが作品を展示したりワークショップ体験ができるブースを設置します。

 

そのブースで使うテーブル等の機材の発注を、全て平山が担当しています。

けっこう重要な役割です。

 

せっかくのアートフェスなんだから、普通にブースを設置するだけじゃ味気ない。

アートライフスタイリストの肩書きをもつ平山は閃きました。

NOMALの平山2

風船置いたら映えるんじゃない?

なるほどたしかに、画的にも映えるだろうし、子どもたちもたくさん来るだろうしそれはいいね。

 

NOMALの平山2

ワークショップに参加した子どもには風船をあげたりしてさ、いいよね!

参加しなきゃもらえないんかいというツッコミはさておき、仕事が早い平山はすぐさま風船を発注しました。

NOMALの平山2

とりあえず100個発注したけど足りるかな…

え、100?ちょっと多くない?と思いましたが、それよりも「いったい誰が100個も膨らますのか」を聞いてみました。

 

すると、

NOMALの平山2

え。風船って膨らんだ状態で来るんじゃないの?

 

恐ろしい回答が返ってきました。

 

想像してみてください、風船って顔面くらいの大きさありますよ。それを100個膨らませて運んでくるって言うんです。割れやすい風船を。

 

絶対にないとは思うが、果たして、平山の想像通り風船は膨らんだ状態で運ばれてくるのか?

 

一抹の不安を抱えたまま迎えた第2回バトスタデーの様子をお届けします。

 

第2回バトスタデーとは?

アートをテーマに行われるバトスタデーの主な催しはこちら。

・球団車へのライブペイント
・アーティストの作品に触れたりワークショップが体験できる
・なきぼくろさん描き下ろしの限定ユニフォームを着た選手が試合する

 

球団車のライブペイント、要は「球団車に自由にラクガキしていいよ!」ってことです。

 

野球とアートがコラボするきっかけや思いはこちらに書いてありますので、なんのこっちゃと言う人は必ずご覧ください。
『バトルスタディーズ』とコラボ第2弾!野球とアートをつなぐイベントを開催したい!

要約すると、「コロナでいろいろ大変だけど、ド派手なことしようぜ!」ということです。

 

旅行は行っても帰省はするなだの、イソジンが効くだの効かないだの…

 

もやもやした話題を少しだけ忘れて楽しみましょ!と考えられたイベント、それが今回のバトスタデーです。

 

車に落書き?アートフェス開催!

今回もコロナ対策はバッチリです。むしろ進化しています。

 

1ヶ月前に行われた七夕デーでの経験を活かし、チケット売り場と検温をわけ、スムーズに密なく入場ができるよう設置されていました。

 

入場して階段を登ると、各ブースが設置されていました。

 

まず目に入ったのは、なきぼくろさんとスタッフさんがいる「バトスタチーム」のブースです。

なきぼくろさんデザインのオリジナルTシャツが販売されていたり、スタッフさんによる漫画体験コーナーが開かれていました。

 

スタッフさんによる指導のもと、バトルスタディーズの複製原画に集中線を描く体験なんてそうそうできるもんじゃないですからね、絶対後でやりたい。

 

 

少し移動すると、ハンマー片手に真剣な表情のファンの姿が。

ここは「アトリエ鉄線」のブースで、主宰の魚谷さんとなきぼくろさんは、学生時代のバンド仲間だそうです。

 

ユニフォーム型の金物にアルファベットや数字を打ち込んで、オリジナルのアクセサリーが作れるというワークショップです。

 

ふと、地元の小さな夏祭りを思い出す。

普段どこに潜んでいたんだと思うほど人で溢れかえるそのお祭りで、人混みに疲れて休憩がてらにやった型抜き。

夢中でやってたら一緒に来た友達は先に帰っていた。なんの思い出?

 

ぼんやりと少年時代を懐かしんでいると、階段下の受付付近がザワザワしてきました。

本日の目玉のひとつ、球団車のライブペイントです。

ファンの皆さんが自由にペイントして、それをもとにアーティストさんが整えるというもの。

 

この場を担当するアーティストは、神戸在住のtsubasa.さんです。

なきぼくろさんとは漫画家になる前からの付き合いで、大阪時代に切磋琢磨しあった仲だそうです。

 

最初は様子見をかましていた子どもたち。ひとりが描き始めると、皆続々と筆を持ち始めました。

 

合法で車にペイントできる機会なんてありませんからね、子どもから大人まで、本当にみんな楽しそうに描いていました。

 

ド派手なユニフォームに込められた想い

今回のテーマは「野球×アート」ですから、ユニフォームもアート仕様です。

この日のためにデザインしてくれたなきぼくろさんが、ユニフォームに込めた想いを語ってくれました。

NOMALの平山2

ポジションに決まりはあるものの、野球は十人十色。いろんなやつがいる。

こんなご時世だからこそ、このフルーツみたいに自分なりの個性を表現してもらえればという想いでつくりました。

暗いご時世を吹き飛ばすような、見ているだけで気分が明るくなるデザイン。

 

藤江コーチはこのユニフォームを見たときに、「めっちゃええですやん!ゴルフ行くときに着よ!」とはしゃいでいました。

 

今日の始球式はなきぼくろさんが務めます。

 

2018年12月に行われた「監督×作者×球団オーナーによるスペシャル対談」では、「5億積まれても断ります」と始球式のピッチャーを断っていましたが、あの時はまだ球団として動き出したばかりで、こんな日が来るなんて夢のまた夢という状態でしたからね。

 

もちろん5億は積んでいませんが、今回は快く始球式を引き受けてくれました。

 

なきぼくろさんと言えば、PL学園野球部として3年生の夏に9番ライトで甲子園に出場している超高校球児。

 

現役から15年以上経ってたとしても始球式のピッチャーくらい余裕だろう、と思っていたが、話を聞く限りだとピッチャーは苦手らしく、「ガチョンしたらどうしよ…」と今にも吐きそうな顔でどんよりしていました。

 

 

この緊張をほぐすために、キャッチボールの相手としてかけつけてくれたのはこの方。

もともとなきぼくろさんがPLに入学するきっかけとなったのは、「PL対横浜、伝説の延長17回」だ。

 

その中でも特に憧れていたのが大西さんだそうで、そんな憧れの人とキャッチボールをして、さらに緊張が増しているように見えました。

 

追い打ちをかけるように、「堺チアリーディングクラブ MARINE」のメンバーによるパフォーマンスが行われました。

 

夕方になって若干涼しくなってきたもののまだまだ暑い、そんな中でも笑顔を絶やさず飛んだり跳ねたり。

 

彼女たちもまた立派な表現者であり、小さなアーティストだ。

ありがとう!MARINEのみんな!

 

なきぼくろさんの始球式は残念ながらワンバウンドに終わったが、その顔は実に晴れやかでした。

 

ワークショップ体験してみた

8月8日時点で7勝1敗と絶好調の堺シュライクスは、1回の裏に早速2点を先制する。

 

このまま試合を見ていたかったが、ライブペイントの様子も見に行かないとなのでここで退散。

 

試合が始まってライブペイントをするお客さんもいなくなるかなと思っていたが、そうでもなかった。

子どもたちがずっと残ってペイントしていました。

 

 

しかしまぁ無茶苦茶に塗られてる。

 

これって完成形どうなるんですか?となきぼくろさんに尋ねてみたところ、「なんも見えてへん」とのこと。

 

それにしても子どもたち、全然試合観に行かないな。

まあでも確かに、試合見てるより外で遊んでたほうが楽しいんだろうな。

 

僕も小さい頃そうでした。親に連れられて球場に行っても、すぐに飽きて外の駐車場で兄と一緒にファールボール探し回ったり。

 

夢中になって車にラクガキしてる子どもたちを見て、子供の頃はもっとやりたいことに真っ直ぐだったなぁと思い出しました。

 

今回のコロナにしてもそうです。

やりたいと思ったことは先延ばしにしてはいけない、やりたいことは今やろう!

そうだ、この気持ちを忘れてはいけない。

というわけで、漫画体験コーナーに来ました。

 

試合も見たいけど、プロの漫画家のスタッフさんにいろいろ教えてもらえるなんて、そんな機会は滅多にないですから。

存在は知っていたけど初めて触れるGペン。

ペン先は刃物のように尖っていて、線を引くと用紙がうっすら削れるから、乾いた原稿用紙を触るとボコボコとした手触りがある。

へぇ〜こんな仕組みになってたのかとスタッフさんに教えてもらいながら線を引く。なにこれめっちゃ楽しい。

線を引くたびに「上手い!」「センスあるよ!」と褒めてくれるので、気分良く描いていたのですが、夢中になりすぎて一時間ほど経過していました。

 

急いで他のワークショップも回らなきゃ!ということで、お次はアトリエ鉄線のブースへ。

 

アトリエ鉄線ではユニフォーム型の金物に数字やアルファベットを刻印する体験ができました。

トンカチで何度も打ってるとズレてしまうので、「一撃で決める」のがコツらしい。なかなかむずい。

 

狙いを定めてトンカチを振り下ろそうとした瞬間、球場から歓声が聞こえた。

すぐ近くの階段を登って観客席に行くと、4回裏シュライクスの攻撃で一挙4点が入っていた。

 

試合を決めるコツも“一撃で決める”ってことですね!

 

宇宙とピーナッツ

すっかり日も沈み、試合は7回裏。

ラッキーセブンの攻撃の前にライパチくんがスタンバイしていました。

 

諸事情で暑さに弱いライパチくんですが、少しでも冷気を取り込むため、体の内部に電池式のファンが付いています。

 

なので「フォーーーーン…」という音が微かに聞こえてくるんだけど、よい子の皆は夢が壊れてしまうから絶対に近くで耳をすまさないでくれよな!

ライパチくんの撮影のために球場に少しだけ入らせてもらったが、パッと振り返るとなきぼくろさんが実況席で解説をしていた。

 

開場する2時間前から球場に来て準備を手伝ってくれ、始球式やら球団車のライブペイント、合間にはブースで物販をするなど八面六臂の働きを見せていたなきぼくろさん。間違いなく今日一番忙しい人です。

 

試合は3−9で堺シュライクスの勝利!

これで8勝1敗となりました。ちょっと強すぎない?

 

4チームしかないリーグなのにシュライクスだけ飛び抜けて強いとリーグとして盛り上がらないよなぁ、という贅沢な悩みまで出てきてしまいます。

 

とはいえイベント試合で負けてたらシャレにならんすからね、勝ててよかったー!

 

試合後は選手一同でお見送り。

そして!ファンの皆さんとの共同作業で生まれた球団車がこちら!

 

 

試合前に自分が塗ったところはどうなってるのか、確かめてから帰るファンの方もいました。

テーマは「宇宙とピーナッツ」だそうです。

 

みんなが適当に塗りたぐったものをtsubasa.さんがカラフルでポップな宇宙に仕上げ、その宇宙にピーナッツが漂っています。

 

ピーナッツの殻が破けているのは、「どんどん自分の殻を破っていこうぜ!」というメッセージが込められています。

 

これは勝手な解釈ですが、「宇宙=無限」「殻を破る=可能性」とするならば、この車は「無限の可能性」という選手へのメッセージが込められているのではないでしょうか。

 

選手のみんなには、自分たちの無限の可能性を信じながら大切に乗ってもらいたいですね!

 

最後になりますが、今回のバトスタデーを開催するにあたりクラウドファンディングを実施し、目標金額を大きく上回る1,396,000円をご支援をいただくことができました。

 

改めてご支援いただいた93名の皆様、本当にありがとうございます。

 

正直、この先もまだまだ不安が続くと思われます。

 

ただ、感染を恐れて殻にこもってばかりは体に毒ですので、たまには殻を破って息抜きにシュライクスの観戦はいかがでしょうか!(すいません「殻を破る」を使いたかっただけです)

 

堺シュライクスではこれからも感染対策を徹底して運営してまいりますので、引き続き応援の程よろしくお願い致します!

 

クラウドファンディングにご支援いただいたみなさまのご紹介(順不同・敬称略)

野村範仁 いとぅー 松本卓
荒木克典 keiko (G)ジョゼフ
ジャスミン 武輪孝司 さいちゃん
池添 カナパン ななこ
わかな 寳千昭 藤田耕治
トオル 小谷雅世 トトキ
芝中一嘉 東淳樹 永ノ尾隆文
中杉憲之 とらえもん 佐嶌克哉
KITE 炭焼珈琲 ベースボール居酒屋リリーズ神田スタジアム
紋田拓郎 がいたやいやい ヨッシー&マナ&ネココ&コチョ”
ざわ 水野真緒 大川実愛
アオシマダイスケ 水野真緒 有(ゆう)
さのやすひ Area26 種子島 横浜のちーちゃん
じぃぃこ ドミンゴれおな 清水勇希
バトルスタディーズ 大好きマン 秋葉原の夜の案内人
長岡大雅 KITE(カイト) ホルモリゾー
hiiirooo 米澤昌起 純パの核弾頭
東方貴之 おしょう MABO
寧々 やまねまさひろ バイロン

kj 松田光俊

以上の方々よりご支援いただきました。

おまけ

風船は案の定ガスボンベと一緒に納品され、平山がバタバタしながら膨らませていましたが、人手も時間もなくて結局20個くらい膨らまして放置してました。

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